短編『海水浴』



僕は幽体離脱して海水浴場に出かけた。
天気が良いとあり、大勢の海水浴客で賑わっていた。
その中にかわいい女の子二人組を見つけた。


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「いくよ~♪」

「うん♪」

カシャ!

女の子たちは砂浜にスマホスタンドを立て、自撮りを楽しんでいた。

「これどうかな?未央ちゃん♪」

「うん、茉希ちゃんもしっかり入ってるし、いいと思うよ♪」

へぇ~ 白い水着の子は未央(みお)ちゃん、青い水着の子は茉希(まき)ちゃんって言うのかぁ~
どっちもかわいいなぁ~♪
ど・ち・ら・に・乗・り・う・つ・ろ・う・か・な♪

茉希ちゃんのかわいらしい感じも良いけど、未央ちゃんの清楚そうな感じも捨てがたいなぁ~♪
よし、未央ちゃんに決めた!

「お邪魔しま~す♪」


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気が付くと、僕は白いビキニを着ていた。
自分の谷間と茉希ちゃんの谷間が間近に見える。

「じゃあ、今度は違うポーズで撮ってみよっか♪」

茉希ちゃんが未央ちゃんの中身が僕に替わったとも知らず、笑顔で話しかけてきた。
茉希ちゃんかわええなぁ♪ 押し倒したい・・・


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そうだ・・・転んだふりをすれば怪しまれずに押し倒せるぞ~

「やんっ☆」

僕は砂に足を取られたふりをして茉希ちゃんを押し倒した。

「きゃっ!」

バシャーン!と大きく水しぶきが立った。
茉希ちゃんは浅瀬に尻もちをつき、僕はそれに覆いかぶさる形になった。

「大丈夫?未央ちゃん?」

茉希ちゃんは倒されながらも僕を心配してくれた。

「うん、大丈夫だよ。ごめんね、ちょっと滑っちゃって・・・んっ?」

その時、手の平にプニプニとしたやわらかい感触を感じた。
目線を下に移すと、それは青い水着に包まれたおっぱいだった。
きれいな形のおっぱいが鼻先数十cmの場所にある!


「ちょ、ちょっと、未央ちゃん!?」

僕の手は自然にその二つの山を揉んでいた。
あぁ・・・やわらかい・・・
青い水着のツルツルとした感触がさらにおっぱいのなめらかさを引き立てる。

「ど、どうしたの未央ちゃん・・・きゃっ!」

気づかないうちに僕の口端からこぼれたツバが茉希ちゃんの頬に落ち、小さな悲鳴が上がった。

「ご、ごめんね、茉希ちゃん、こ、これはその、茉希ちゃんの私の胸、どっちが大きいかな~って思って」

僕は男の欲望を隠すため、とっさに整合性のない嘘をついて、片手で自分の胸を揉むしぐさをした。
だが、それは逆効果だった。

「あんっ!」

自分の胸に快感が走り、興奮した神経をさらに刺激した。


「や、やめて未央ちゃん・・・こんなの恥ずかしいよぉ・・・」

「ねっ、茉希ちゃん、チューしよっ♪」

「えっ!?」

驚いた顔もかわいい!
僕は唇をとがらせ、茉希ちゃんの顔に伸ばした。
だが、それは予期せぬものに邪魔された!

自分の胸だ!!
自分の胸と茉希ちゃんの胸が干渉し、うまくチューできない!
チクショウ!これだから女の身体は!!

「やめてぇ・・・未央ちゃん・・・みんな見てるよぉ」

周りを見ると、たしかに海水浴客たちが僕たちを見ていた。
海パンを履いたスケベな男共は鼻の下を伸ばしながら、ラッキーなものを見てしまったといった表情でこちらを見ている。
まずい・・・このままいったら未央ちゃんと茉希ちゃんの友情が壊れてしまうか・・・


よ~し・・・

僕は未央ちゃんの身体から抜け、僕らを見ていたギャラリーの一人の若い日焼けしたチャラ男に乗り移った。

「ひゃっほぅ!!」

そして未央ちゃんの方に駆け寄り、海パンからイチモツを取り出し、後ろから未央ちゃんのおしりにこすりつけた。

「きゃあっ!?」

当然未央ちゃんの悲鳴が上がる。
周りからもどよめきや悲鳴が上がった。
僕は未央ちゃんの腰をしっかり持ち、さっきまで自分のおしりだった白いビキニのおしりに何度もこすりつけた。

「や、やめてください・・・」

未央ちゃんは恐怖の中から必死に絞り出すような声でそう言った。
尻もちをついたままの茉希ちゃんは目の前の光景に、口を手で押さえながらガクガクと足を震わせていた。

クソッ、これが汚いチャラ男のでなく、自分のイチモツだったら最高なのになぁ・・・
数十秒の天国だ・・・持ってくれよ・・・


やがて、怖い顔をしたガタイのいい男が現れ、すごい勢いで僕と真央ちゃんを引き離した。
同時に、パトカーのサイレン音が聞こえた。
ここが潮時か・・・

僕はチャラ男の身体から抜けた。

「あれ?なんっすか?」

チャラ男は何が起きたかわからず、アホ面を晒していた。
茉希ちゃんと未央ちゃんの方を見る。

「茉希ちゃん・・こわかったよぉ・・・」

未央ちゃんが泣きながら、茉希ちゃんの胸に顔をうずめ、それを茉希ちゃんが

「もう大丈夫だよ・・・未央ちゃん・・・」

と言いながら、泣きながら未央ちゃんの頭を抱きしめ、さすっていた。


やがてチャラ男は警察官に両脇をかかえられ、パトカーに連行された。

「ちょ、俺なんにもしてないっすよ!!」

周りから冷たい視線が注がれる。
さすがにこれだけ目撃者がいれば言い逃れはできないだろう。
チャラ男には悪いが、これで未央ちゃんと茉希ちゃんの友情は守られた・・・

僕は海水浴場を後にした。


(完)

短編『放課後』




俺は幽体離脱して出掛けた。
さて、今日は誰に乗り移ろっかな〜♪
上空から品定めをしていると、とある高校を見つけた。


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壁をすり抜け、中に入ると、放課後の教室で一人女生徒が勉強していた。
どれどれ・・・
脇からのぞき込む。

なんか難しそうな数式を書いていた。
へー えらいなぁ
俺の高校時代とは大違いだ。

だが、こういう澄ました子ほど乗り移って取り乱したくなる♪
決〜めた♪
俺は女子高生の体に飛び込んだ。


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「きゃっ・・・!?」

次の瞬間、俺は干支が一回り違うほどの女子高生になっていた。

「さ〜てと、どんなパンツ履いてるのかなぁ♪」

俺は青いプリーツスカートを脱いだ。


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「へ〜 純白の白かぁ」

俺は股間に手を伸ばした。
もちろんそこには何も付いてなかった。

せっかくなので上も脱いでみた。
白いブラが現れた。
発展途上の美乳がなんともいえない生々しさを醸し出していた。


「ちょっと!何やってるの!!」

俺が自分の胸を弄んでいると、教室の入り口から声が聞こえた。
見ると、女性教師らしき人物が立っていた。

「黒木さん!そんなはしたないことはやめなさい!!」

へー 俺、黒木って言うのかぁ。
今知ったわぁ。

女教師は頬を染めながらありえないといった表情で俺に近寄ってきた。


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「あなた自分が何をやってるかわかってるの!?」

「へー 先生も結構かわいいじゃん♪」

「教師に対してなんですか!その言葉遣いは!?」

「決〜めた♪ 次は先生に乗り換えちゃお☆」

「黒木さん!人の話を・・・えっ」


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バタンッ、と隣で人が倒れる音がした。


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「乗り換え完了♪ さ~てと、じゃあ今度は先生にその“はしたないこと”をやってもらいますよ☆」

俺はジャケットとタイトスカートを脱ぎ捨てた。


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「へ~ 先生、結構エロい体してますね♪」

さっきの女子高生より明らかに胸が重くなり、体がムチムチしてる。
大人の色気がムンムンするぞ♪
せっかくなので、さっき脱いだセーラー服を着てみた。


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「ハハハ、やっぱ丈が短いや。それに胸も苦しい。だがそれがいい!」

上半身はセーラー服なのに、下半身は大人の色気ムンムンで、そのギャップがいい!
いわば今の俺は女子高生と女教師の中間の存在・・・何言ってんだ俺は。
さ~てと、邪魔者もいなくなったことだし、やるか!

このあと無茶苦茶オナニーした!!(完)


『荒山雄太の大冒険』




僕の名前は荒山 雄太。
こう見えても一応大学生だ。
昔からおっさんとか西郷隆盛とか言われてきたから、なんと言われようとも気にならない。
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もちろん彼女いない歴=年齢だが、この前の日曜日、祖母の物置の片付けを手伝っていたら、脚立から落ちて頭を強く打った衝撃で、自由に幽体離脱できるようになった。
というわけで、僕は大学の構内を歩きながら、誰に乗り移ろうか考えていた。













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お、美男美女のカップル発見!
あの子にするか♪












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「お邪魔しま~す♪」

「きゃっ!?」











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「ヒヒッ、憑依成功♪」


彼氏「どうしたんだい?」

彼女(雄太)「ううん、なんでもない♪」





『シャルロッテ2(前編)』



俺の名前は信雄。
平凡な大学生だ。
一応表向きは。

実は俺には普通の人間は持たない特殊能力があった。
それは“1000秒だけ他人に乗り移れる能力”である。


今日は夏休みを使って、親友の勝彦と二人で海にやってきた。
貧乏学生の俺たちにオープンカーなんてシャレたものがあるはずもなく、勝彦が親父から譲り受けた10年以上前のオンボロカーを壊さないように慎重に走らせ、山道を抜けて来た。
海水浴場の駐車場に停め、木造の脱衣所で海パンに着替え、俺たちはビーチに飛び出した。

真っ白な砂浜、照りつける太陽、青く輝く海。
今日は絶好の海水浴日和だった。

勝彦「ひゃっほ~~い!!」

信雄「ウェーーイ!!」

二人で勢い良く海にダイブした。
ジャブーーン!と飛沫が舞う。

勝彦「気持ちいいな!」

信雄「あぁ!」

久しぶりの海に俺たちは童心に返って、ブイまで競争したり、海中遊泳したり、海の家で焼きそばを食ったりした。


二時間ぐらい過ぎただろうか。
遊び疲れたので、砂浜にシートを敷いて一休みすることにした。
ギラギラ輝く太陽が体を照りつける。

勝彦「暑いな…」

信雄「あぁ…」

海水浴日和ということもあり、ビーチにはたくさんの水着姿の女性がいた。

勝彦「やっぱり…」

信雄「だよな…」

俺たちの気持ちは同じだった。
野郎同士で遊ぶのも悪くないが、やっぱり華が欲しい…
遠くにはビキニが眩しい女の子たちがビーチバレーをやっている。
だが俺たちにはナンパする勇気も、顔も金も持ち合わせてなかった。

勝彦「なぁ信雄、誰かかわいい水着ギャルに乗り移ってくれよ」

信雄「あぁ、俺もそう思ってさっきから探しているんだが…」

なかなか単独行動を取っている女の子が見つからない。
女同士で来てたり、彼氏持ちだったり、やっと見つけたと思ったら振り返ったらオバさんだったり…
一人でいる女性じゃないと、乗り移っても怪しまれたり自由に行動できない。

信雄「やっぱ単独行動を取ってる水着の美女なんてそう都合良くいるわけないか…」

勝彦「おい信雄、あれを見ろよ」

信雄「ん?」

勝彦の視線の先を見ると、そこはビーチと隣接するリゾートホテルのプールだった。
目を凝らして数十m高い位置にある金網の向こうをのぞき込むと、プールサイドに水着姿の女性がいた。

信雄「よく見つけたな。全然気づかなかったぜ」

勝彦「単位は逃しても美人は見逃さないからな☆」

信雄「オイオイ…」


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年は20代後半〜30代前半といったところだろう。
長い黒髪にサングラス。
白い水着の上に青いビーチウェアを羽織っている。
高そうな金色のイヤリングとブレスレットを身につけていた。

勝彦「セレブって感じだな」

信雄「あぁ、社長令嬢とか旦那が金持ちといったところか…」

かなりの美人で高貴な雰囲気を漂わせていた。

勝彦「乗り移れそうか?」

信雄「ちょっと待てよ…」

俺はセレブの周囲を確認した。
少なくとも見える範囲で人の気配はなく、プールはあのセレブの貸し切り状態だった。

信雄「大丈夫だ」

勝彦「おぉ! だけどだいぶ距離があるし、サングラス掛けてるけど、本当に大丈夫か?」

信雄「任せろ! 俺の辞書に可能という文字はない!!」


俺は女性の瞳をのぞき込んだ。
距離があるので、のぞき込むというより凝視に近い。
そしていつもより強く“乗り移りたい”と念じた。

ブォーーン

女性の動きが一瞬止まった。


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次の瞬間、俺は女性に乗り移っていた。
周りが急に暗くなった…いや、サングラスを掛けているのか。
思った通り、プールには他に誰もいなかった。

長い髪がうなじにかかる感触がする。
イヤリングのせいで耳たぶが重い。
自分の体から高そうなエキゾティックな香水の匂いがした。

自分の体を見下ろす。
青いビーチウェアに包まれたその胸は豊満であった。
あえてそれを隠してるのがイイ!

その下は…

信雄「なんじゃこりゃ!?」

俺は思わず声を出してしまった。
さっきは遠目でよくわからなかったが、おへその部分が大きく開いていて、股の部分が際どく食い込む、いわゆるハイレグカットになっていた。
ハイレグなんて初めて見たぜ実際…

しかもそれを自分が履いているという事実。
おそるおそるその部分を触ってみると、ツルツルしていて当然ながら何も付いていなかった。
もし男だったら、玉は飛び出し、竿は圧迫され、大変なことになってただろう。

リゾートホテルのプールで、貸し切り状態だからこんな大胆な格好できるのか…女ってすごいな
俺は白くまぶしい自分のふとももをしなやかな指先で撫でた。
すべすべして気持ちいいなぁ… 勝彦のやつきっと喜ぶぞ♪


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金網からビーチを見下ろすと、勝彦が俺に手を振ってきた。
俺も振り返す。
すると、乗り移ったことに気づいた勝彦が「おぉ!」という顔をし、その場で飛び跳ねながらうれしそうに大きく両手を振ってきた。

信雄「まったく… 子供みたいなやつだ♪」


俺は金網の端にあるビーチへ続く階段への扉を開けた。
ビーチ側からは鍵が掛かっているが、プール側からは掛かってないようだ。
石造りの階段を一歩一歩下りる。

海からの潮風が当たる。
しかもハイレグなので、ふとももの付け根からおしりまでほとんど直接肌に風が当たり、こそばゆかった。
さらに階段を一歩下りるごとにハイレグが前とおしりの付け根に食い込むような感触がして、変な気持ちになった。

女性がハイレグを履くのは性的アピールのためだと思ってたけど…今なら少しわかる気がする…
下半身が締め付けられ、ふとももから腰まで大きく露出して、引き締め感と開放感が同時に味わえて、こりゃ気持ちいいわ…
性的アピールだけでなく、自分の性的快感の面もあったんだなぁ



階段を下りた俺は勝彦の元へ向かった。

信雄「お・ま・た・せ♪」


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勝彦「おぉ! お前ほんとに信雄なのかよ!?」

信雄「当たり前だろ。そうじゃなきゃ誰だって言うんだよ」

勝彦「最高だぜ! それにしてもお前すげぇセクシーな水着着てんなぁ」

信雄「だろ? まぁ、俺が選んだわけじゃないんだけどな」

勝彦「ちょっと待ってろ!!」

そう言うと勝彦は突然海の家へ向かって走り出した。


信雄「ったくなんなんだよ……ん?」

その時、俺は周りの視線に気づいた。
辺りを見渡すと、何人かが俺を見ている。
男だけでなく、女もいる。
まずい…やはりこの格好は刺激的だったか…
急に恥ずかしくなってきた。

あっちのチャラそうな男二人組は俺を見ながらヒソヒソしゃべっている。
これがナンパの恐怖ってやつか…結構怖いな
勝彦、早く戻ってきてくれ…!

海の家の方を見ると、勝彦はソフトクリームの列に並んでいた。
何やってんだあいつ…

好奇の視線に耐えきれなくなった俺は、自分の抜け殻の横にある自分のバックから予備の海パンを取り出して履いた。
普段はちょうどいいサイズの海パンが、今は男物なので腰のひもを強く締めないと完全に落ちそうだった。

そして、自分の抜け殻の隣に体育座りした。
これで男連れに見えるだろう…
効果テキメンで、ヒソヒソ話していた男二人組もあきらめた様子で去って行った。


信雄「ふぅ…」

勝彦「おまたせ!!」

ホッと一息つけるようになったところで、勝彦が戻ってきた。

信雄「急にどこ行ってたんだよ!?」

勝彦「ハイ♪」

勝彦は両手に持っているソフトクリームの一つを俺に差し出した。

信雄「なんだよ… いつもは串焼き一本ワリカンするお前が珍しいな…」

勝彦「美人のお前には特別なんだよ☆ …ってかなんで海パン履いてるんだよ!!」


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信雄「べ、別にいいだろ! 恥ずかしんだよこの格好!!」

勝彦「はぁ? せっかくお前のハイレグを拝みながらソフトクリーム舐めようと思ってたのに…」

信雄「変態かっ! あとで好きなだけ触らせてやるからさぁ。人前ではこれで我慢してくれよ」

勝彦「ちぇっ、しょうがねぇなぁ…」


(つづく)


短編『シャルロッテ』




俺の名前は信雄。
平凡な大学生だ。

俺の隣にいるガタイのいい男が勝彦。
高校時代からの俺のダチだ。
一緒に川原でエロ本探したり、ゲーセンで戯れているうちに親しくなった。
俺たちは特に目標もなく、流れで地元の三流大学へ。
今に至る。

ここまでならよくある青春グラフィティだろう。
だが、俺は普通の人間は持たない特殊能力を持っていた。
それは“1000秒だけ他人に乗り移れる能力”である。



大学の講義をサボり、俺たちは街を歩いていた。

「どっかかわいい子いないかなぁ〜♪」

それが勝彦の口癖だった。

「おいおい、声がでかいぞ」

とりわけ取り柄もなくイケメンでもない俺たちに彼女ができるはずもなく、またフーゾクに行けるほどのバイト代も無かった。


「おい、あれ見ろよ」

勝彦が顔を向けた方角を見ると、結婚式が行われていた。
教会風の施設の下で、新郎新婦や正装した出席者達が談笑している。

「ウェディングドレスってエロいよなぁ♪」

「は?」

「だって胸んとこが大きく出てるし、あのドレスの下にガーターベルト履いてると思うとそそるぜ♪」

「まさか俺に新婦に乗り移れって言うんじゃないだろうな…」

「バカ、そりゃ目立ち過ぎだろ。おっ、でもあの子ならどうだ?」

勝彦の視線の先を見ると、青いパーティードレスに白いボレロを羽織った女性がいた。
新婦の友人? いや、会社の同僚とか新郎の親族って可能性もあるか。
バッチリメイクをしていて、なかなかの美人だった。


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「なぁ、お前のタイプだろ? 乗り移ってくれよ」

「ったく、しょうがないなぁ… 1000秒だけだぞ」

俺は女性の瞳を覗きこんだ。
そして乗り移りたいと強く念じた。

ブォーーン

女性の表情が一瞬こわばった。


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次の瞬間、俺は女性に乗り移っていた。
新郎新婦や出席者の笑い声が間近に聞こえる。
勝彦の方を見ると、俺の抜け殻を抱えながらうれしそうにジャンプしながら雑木林のほうを指差していた。
俺はトイレに行くフリをして雑木林に向かった。

慣れないハイヒールにベージュのストッキングを履いているので戸惑う。
周囲に警戒しながら雑木林に向かうと、勝彦と俺の抜け殻がいた。

「おぉ!さっすが信雄だぜ!!」

「他のやつに見られてないよな?」

自分の口から女の声が出てちょっとビックリした。

「大丈夫、大丈夫♪ それよりその子なんて言うんだ?」

「は?そんなこと知るか。ちょっと待ってろ…」

俺は長財布みたいな小さいパーティーバックから免許証を取り出した。


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「へぇ〜 永瀬志穂さんって言うのかぁ。昭和62年生まれってことはえーと…」

「27か28だろ」

「へぇ〜 見た目はもうちょっと若く見えるな」

「たしかに」

「結婚はしてるのか?」

俺は自分の左手の薬指を見た。

「指輪してないからしてないんじゃないか?」

「ふーん」

「それより早くしろよ。もう800秒切ったと思うぞ」

「おうよ」


勝彦はそう言うと、待ってました!と言わんばかりに俺の肩に掛かっているボレロに手をかけた。
ファサッとボレロが俺の二の腕を通過して地面に落ちた。
いつもは触られてもキモいだけの勝彦の浅黒いゴツい手が、女になると頼もしく思う。
自分が華奢になっただけかもしれないが…

そして、勝彦は俺のドレスの胸元をつかんで、大きくずり下ろした。

「おぉ!おおおおっぱい!!」


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「バカ、声がでかいぞ」

「こうされても同じことが言えるかな?」

「ひっ!!」

突然俺の胸元に電流が走った。
勝彦が不意打ちで乳首をつまんできたのである。

「ひゃぁぁん!!」

自分でもビックリするほどあられのない声を出してしまった。
さらにハイヒールのバランスを崩し、地面にドスンと尻もちをついてしまった。

「な、なにすんだよ…おわっ!?」

倒れた俺にいきなり勝彦が覆いかぶさってきた。
勝彦は俺の胸の谷間にグリグリと顔をうずめている。
これじゃあ完全に強姦されてる女じゃないか…!!

「お、おい、やめろ…!!」

「志穂ちゃ~~ん♪」

ダ、ダメだ… 完全に変態モードになってる…
勝彦は俺の乳首をしゃぶり始めた。

「ふ ふわぁ~~ん!」

気色悪いけど気持ちイイ~ん♪
勝彦の口の中で俺の乳首がチロチロと舐め回されている。
それは男で言えば亀頭を女性に舐められているぐらいの快感だった。

さらに空いてるほうの乳首を勝彦がつまみ上げる。
左右同時に快感が走り、乳首が硬くなるのがわかった。
俺は自分でも意識しないうちにひじを折り曲げ、女みたいなポーズになっていた。


勝彦はさらに俺のドレスを脱がそうと胸元に手を掛けてきた。

「ちょっと待て! ドレスを破いたりパンストを引き裂いたりするのは無しだからな!!」

「じゃあ口でしてくれよ」

そう言うと、勝彦は立ち上がりズボンのチャックを下ろし、イチモツを取り出した。

「なっ…!」

「ふ、ふざけるな!なんで俺がお前のブツをくわえなきゃいけないんだよ!!」

「だって、お前言ったんじゃん。服を汚したくないって♪」

たしかにうまくいけば服を一切汚さずに抜ける。

「わ、わかった。しゃぶればいいんだろ…」

俺は勝彦の前にひざまずいた。


目の前に勝彦の大きくグロテスクなブツがぶら下がっている。
き、気色悪い…
俺は意を決してかぶりついた。

「おっ いいね〜♪」

勝彦が俺の頭上で余裕の声を上げる。
くっ… これだから男は……
だけど、意外に温かくておいしい…
グロテスクな見た目も懐に飛び込んでしまえばどうということはない。
俺は根元をリズミカルに吸い付いてやった。
吸い付くたびにのどちんこにちんこが当たる。

「おい、もっと舌を使ってくれよ」

こいつ…調子に乗りやがって…

「んふっ…」

俺は舌を丸めて裏筋を舐めてやった。

「おぉ!今の良かった!もう一回!」

「んふっ…」

「おぉ!お前女の才能あるよ!」

何言ってんだこいつ…と思いながらちょっぴりうれしかった。


「や、やべぇ!出そうだ!!」

「んんんんぐんんんっっっ!?」

喉元にねばねばとした液体が流れ込んできた。
口を開けると吐き出しそうなので全部飲んでやった。

「はぁはぁ…すごく良かったぜ…」

「バカ、もうちょっと早く言えよ。全部飲んじゃったじゃないか…」

「別にいいだろ。志穂ちゃん♪」

勝彦のウインクに一瞬ドキッとしてしまった。
心まで女になってしまったのか…?


「次は俺がイカせてやるよ♪」

そう言うと勝彦は俺の青いパーティードレスの中に手を突っ込み、さらにパンストの奥まで手を忍ばせてきた。

「お、おい…」

口では抵抗しながら、体はそれを望んでいた。
勝彦は俺の後ろに立ち、左手で俺の露わになった胸を弄びながら、右手で俺の秘部をいじり始めた。
俺のパーティードレスの股の部分がもぞもぞと動いている。

「や、やめろ…これ以上されたらおかしくなっちゃう! あぁん!!」

俺は女の体でイッってしまった…



そろそろ戻らないと時間がヤバい!
勝彦の協力のもと、俺は元通りにドレスを着直し、ボレロを羽織った。
口の中がいがいがするのでトイレに入った。

「俺もついてくよ」

「バカ! お前は来るな。ここから先は女子トイレだぞ」

俺は個室に入ってトイレットペーパーでショーツ周りの愛液を拭き、洗面台で口をゆすいだ。
そしてトイレから出た。

「俺は元の場所に戻るから、時間まで俺の体を見張っててくれよ」

「おう!任せとけ! ありがとな志穂ちゃん♪」

「俺には礼は無しかよ!!」



俺が結婚式会場へ戻ると、赤いパーティードレスとエメラルドグリーンのパーティードレスを来た女性が俺に近づいてきた。

「ちょっとぉ! どこに行ってたのよ志穂ぉ〜」

「えっ…」

「早くぅ!ブーケトス始まっちゃうよ!」

俺は赤いパーティードレスの女性に手を引かれて連れていかれた。
女の子の手ってやわらかい…♪


ちょうど花嫁が階段の上からブーケを投げようとしているところだった。
その下では、華やかなパーティードレスを着た若い女性たちが集まっていた。
まぁ、俺もその一人なんだが…。

「えいっ!」

花嫁のブーケが宙を舞った。
黄色い歓声が上がり、みんなの視線がブーケに集まる。
俺はどさくさに紛れて他の女のおしりを触りまくった。

このケツも このケツも 全部俺のものだ!!

そこで能力が切れたーー






「おっ、気がついたか」

気が付くと俺は地面の上に寝ていて、勝彦が俺の顔をのぞきこんでいた。

「ここは…」

そこはさっきの雑木林だった。
遠くから結婚式会場の歓声が聞こえる。
自分の体に戻ったのか…

「せっかくいいところだったのに…」

「ん?どうした?」

「なんでもない」

「それより信雄!よかったぜ!!」

「は?なにがだよ?」

「お前のフェラだよ!!」

「ブッ!!」

俺は思わず吹き出してしまった。

「やめろ 気色悪い…あれは不可抗力で…」

「俺さ、制服がメチャクチャかわいいファミレス知ってんだ。今から行かないか? 二人で客として入ってさ、テーブルについたらお前の能力でウェイトレスに乗り移ってくれよ!! そしてテーブルの下でさっきみたいにフェラしてくれよ!! な?」

「い・い・か・げ・ん にしろ!!」


(おしまい)


(画像はフリー素材を加工して作りました)