ボツ写真集




(写真フォルダを整理していたら発見したのでついでに載せときます)









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朱美「フフッ、乗り換え完了っと♪」

後ろには、さっきまで僕が乗り移っていたウェイトレスがイスにもたれて気絶していた。

制服は同じだが、体の感触が少し変わった気がする。
具体的には胸が大きくなり、髪が短くなった分、頭が少し軽くなった気がした。



















せっかくなので、トレイに胸をギュッと押しつけてみた。
早速豊満な胸が反発してきた。
やっぱりさっきの子より大きいなぁ・・・

トレイの影に隠れているため、他の客に見えなくて好都合だ。
調子に乗って僕はその後も数回ギュッギュッとトレイを押し付け、反発してくる胸の感触を楽しんだ。
胸に吸いつくタイプのブラパッドをしていたので、中で乳房がぷるぷるとこすれ、たまらなかった。

こんな贅沢な感触を僕だけが味わっている・・・
あそこに座っている男性客は逆立ちしても無理だろう。
他人に憑依できないんだから・・・

憑依できる人間だけが味わえる極上のディナーだ。


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視線を下におろすと、僕の股にはぺニバンが付けられていた。
正確に言うと、僕がこの子の体を使って自分で付けたのだ。

女性のしなやかな逆三角形のくぼみに、まったく似つかわしくない黒い男の欲望の象徴がそそり立っている。
おそらくペニスバンドという単語すら知らないであろう清楚な女の子が、今は僕の望み通り、ペニバンを付けて微笑んでいる。

軽くペニバンをにぎってみた。
メタリックな質感の棒がやわらかい女の子の手の平に包まれ、改めてその異様さが浮き彫りになった。

こんなかわいい制服を着て、こんなかわいい顔をしているのに、ペニバンを付けている・・・

女の子らしいヒラヒラのレースやフリルと、常時スタンダップ状態の男のいきり立った棒が共存しているギャップに、なんとも言えない興奮を覚えた。
























さやか「あれ・・・私どうして・・・」

さっきまで僕だったウェイトレスが目を覚ました。

朱美「大丈夫? あなたは気分が悪くなって眠っていたのよ」

さやか「そうだったんですか。すいません、すぐに仕事に戻ります」

朱美「えぇ、無理しないでね」

僕はさも天使のような声でそう言葉を掛けた。
彼女からペニバンが見えないように、背を向け巧妙にメニューで隠しながら。


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「いらっしゃいませ!!」

彼女は通常業務に戻り始めた。

やっぱり後ろ姿かわいいなぁ///

乗り移っている時はなかなか自分の背中が見えないので、離れて改めてわかる後ろ姿の美しさ。

あの体のままでいたほうがよかったかなぁ。

乗り移っている時はそんなないのに、乗り換えると急に前の体が恋しくなるのはどうしてなんだろう?


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あの子の背後からいきなり突いたらビックリするかなぁ。

僕の中に男のドロドロした欲望が戻ってきた。

向かいの窓ガラスにはうっすらと、かわいい制服を着たウェイトレスがペニバンを付け、同じ制服を着たウェイトレスに欲情している、常識では考えられない姿が映し出されていた。







『ウェイトレスへようこそ!!(後編)』



スカートのひだ一枚一枚が僕の鼻先をくすぐる。
さっきまで絶対領域を覆っていた部分が今は僕の顔を覆っている。
僕はスカートを顔に押しつけ、匂いと温もりと歴史を顔全体で吸った。

いわばこのスカートのひだは樹木の年輪のようなものだ。
一つ一つにこの子の歴史が刻まれている。
病院で生まれ、両親に抱かれ、幼稚園に通い、赤いランドセルを背負い、セーラー服に身を包み、そして今はウェイトレスの制服に身を包んでいる。

彼女が十八年間守り続けてきたこの体・・・。
毎日お風呂で丹念に体や髪を洗い、毎日欠かさず化粧水や乳液で肌のお手入れをし、ストレッチやジョギングなどの運動でスタイルを維持してきただろうこの体・・・
その体を今僕は自由に操作できる。

憑依とは麻薬のようなものである。
一度その蜜の味を覚えると、なかなか抜け出せない。
本来人間は自分にしかなれない。
しかし、憑依を使えば、自分は他者になれる。
本来越えることができない自我の壁を越え、発狂してしまう人もいるらしい。

でも、今なら僕にもその気持ちがわかる。
こんなすごい能力を手にすると、なんでもできちゃうような、そんな全能感に酔ってしまう。
本来自分の体では絶対にできないことが拍子抜けするぐらい簡単にできてしまう。


スカートを頭からはがし、頭を軽く振って邪魔な髪の毛を払いのけると、鏡にはパンツ丸見えのウェイトレスの姿が映し出されていた。
イメージ通り、純粋な純白のパンツだった。
少したるんでるのがリアルで良かった。
欲望に導かれるまま、手が自然にそこに伸びる。


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やわらかい触感。
本当に何もついてないことを実感させられる。
くしゅくしゅした生地と、そこから伝わるぬくもりがリアルだった。

「グフフ・・・」

そのまま右手をパンツの中に忍ばせながら、左手で自分の胸を揉み出した。


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「あっ・・・///」

僕の口から普段は絶対聞けない彼女のセクシーな喘ぎ声が漏れる。
パンツに指を入れた瞬間、むわっとパンツの中に溜まっていた空気が飛び出し、清涼感を覚えた。
指が細く長いので、すぐにパンツの中の秘密の花園に到達した。
すでに少し濡れていた。

「んっ・・・」

そのまま人差し指と中指を使って花園内の穴の中へ・・・
一方、左手で強引に胸パッドをはがすと、ぷりんっと桃色の乳首が現れ、上下に揺れた。
思わず前屈みになってしまう。

すごい・・・女の子の体ってやっぱり男と全然違うや・・・

乳首と穴の中を同時につまんでみた。

「あぁ!!」

体に電流が走ったような快感がきた。
す、すごい・・・
生々しい感覚。
じわっと股はさらに濡れ、桃色の乳首はさらに濃くなった。
それを体を揺らしながら何度も繰り返す。

「ふ、ふわぁぁぁ・・・」

体中を快感が支配する。
体の神経全部が敏感になり、どこを触られても感じるぐらいだ。
男の比じゃない。

自分の体を見下ろすと、ぷっくらふくらんだ胸が小刻みに揺れ、そこからはがれたリンゴの皮のように胸パッドが揺れていた。
右手は純白のパンツにつっこまれ、その横では腰回りのフリルが主の豹変ぶりに動揺しているかのように揺れている。

「あああぁぁぁっっっ!!!」

ついに僕はイッってしまった。
股と胸がジンジンする。
体が熱い。
頭から氷水を掛けて欲しいぐらいだ。
僕はその場にひざまづいた。

「ハァハァ・・・」

僕の口からかわいい吐息が聞こえる。
僕は本当にウェイトレスの体でイッってしまった・・・
会ってまだ15分と経ってないウェイトレスの体で・・・



どのくらい時間が経っただろうか。
おそらく2、3分くらいだろう。
火照った体を冷やしていたら、僕の頭にも冷静さが戻ってきた。
あんまり長時間ここにいると、さすがに怪しまれるだろう。
とりあえずホールに戻ろう。

僕はやわらかい胸を側面からすくい上げ、はがれた胸パッドの中に元に戻し、髪を整えた。
ずり下がったニーソックスを引き上げ、制服の裾を引っ張ってしわを戻し、鏡の前で営業スマイルで微笑み、おかしいところがないかチェックする。
よし、大丈夫だ。

あとはスカートを履くだけと、床に落ちた緑色のスカートを拾おうとした時、いいことを思いついた。

スカートを履かずにホールに戻ってみようかなぁ・・・

この店の制服は腰からひざに掛けて長いレースが伸びていて、それがスカートのようになっていた。
だから正面だけトレイで隠してしまえば、あたかもスカートをはいているように見える。
よし、ちょっとドキドキするけど、僕はトレイで前を隠してホールに戻ってみた。


ホールはさっきと変わっていなかった。
サラリーマン二人組はあいかわらず商談中だし、パフェを注文した母娘は子供がパフェを食べるスピードが遅く、母親が手伝っていた。
自分の本体の座っているテーブルを見ると、イスの背もたれにだらんと首を置き、口をポカンと開けてバカ顔で気絶している。

カランコロン

その時、ちょうど入り口のベルが鳴り、若いカップルが入ってきた。
男の方は黒いジャケットにジーンズでバイクに乗ってそうな雰囲気。
女の方はエスニックな淡い茶色いワンピースで、どこにでもいそうな普通のカップルだった。
すぐに早歩きでレジの前に向かう。

「いらっしゃいませ」


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僕は自分が受けた時と同じように、見よう見真似でやってみた。

「おたばこはお吸いになられますか?」

「いや、吸わないけど」

男のほうがそう言った。

「それではあちらの席へどうぞ」

右手を曲げ、決めポーズをする。
カップルはちょっと不思議そうな目で僕を見ていたが、どうやら僕が履いてないことには気づいていないようだ。
正面からだとやっぱりバレないみたいだなぁ。


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一安心してレジからカップルを目で追うと、二人は母娘のテーブルを曲がり、僕の席のほうへ向かっている。
僕の席!?
ま、まずい!!
僕は慌ててカップルを追いかけた。

「す、すいませんお客様!こちらの席でよろしいでしょうか?」

「う、うん、どこでもいいけど」

ふぅ、カップルは僕の慌てた様子に驚いていたけど、なんとか僕の席の近くに座るのを阻止することに成功した。

「それでは、ご注文がお決まりになりましたらお呼びください」

怪しまれないように満面の笑みで微笑んでみせる。

「あの~ まだメニューが来てないんですけど・・・」

「こ、これは失礼しました!」

僕は慌てて仕切りで区切られた従業員スペースに行き、メニューと水を準備した。
だけど、トレイに乗せようとした時、重大なことに気づいた。
トレイを使うことはできない・・・
つまり片手しか使うことができず、メニュー、水、水と、テーブルと従業員スペースを計3回往復することになった。

カップルはやや怪訝な顔をしていた。
男の方の視線は痛くないが、女の方の視線は痛い。
女の子同士って普段は否定的な視線を差し向けたりしないから、女の子のちらちら気を遣って見るような視線が心に刺さった。


「それでは、ご注文がお決まりになりましたらお呼びください」

改めてその台詞を言い、一直線に自分の本体が寝ている席に向かう。
席の前でしゃがみ、あたかも地面に落ちている物を拾うフリをした。
周囲を見渡すと、カップルはメニューを見ており、他の客も誰もこっちを見てなかった。

よーし・・・

そのまま僕はテーブルの下に潜り込んだ。


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憑依のいいところは女の子に乗り移って好きなことができるところだけど、悪いところは元の体に戻った時の脱力感と虚しさだ。
だから少しでもその虚しさを軽減しないと・・・

目の前にはだらりと開いた男の足がある。
男の匂いがする。
普段は自分の匂いなんて気にならないが、自分から出る女の子の甘い匂いに慣れてしまうと、男のちょっとシャキッとするような匂いが新鮮だった。
女の子が男の匂いに惹かれる理由も少しわかった気がする。

僕はその奥に手を伸ばし、細い指で青いジーンズのチャックを開けた。
そしてトランクスの窓からブツを引っ張り出す。
他人の体から見る自分のブツは、ラバーが掛かった棒のような、血管が見えていて、まるで股から別の生物が生えているような、そんなグロテスクさを覚えた。

僕はその棒をしごいた。
この制服は手の平の下の部分まで生地が伸びているため、それと相まって気持ちよさそうだった。
自分で自分をしごいているという奇妙な感覚。

制服の腰回りから伸びるレースをつかみ、布巾でコップの口を拭くように丁寧にアソコをなでてみた。
先っぽから透明の汁が出始めた。
もちろん僕の本体はうんともすんとも言わないけれど、だいぶ気持ちよさそうだ。

パイズリもしてみたかったが、テーブルとイスの間の狭いスペースでは無理だった。
くわえてみるか・・・

「んっ・・・」

僕は自分で自分にフェラを始めた。
自分の体が小さくなってるせいか、自分のアソコを口にふくむと、意外に大きく感じた。
視界の隅で前髪が一定のリズムで揺れるのが見える。

はぁはぁ・・・最高だ・・・

こんなかわいいウェイトレスにフェラしてもらってる・・・
僕のアソコがかわいいウェイトレスの歯の裏と舌の間にある・・・
フェラしているんだけど、されているような、衛星同時中継のような、そんな倒錯感を覚えた。

「んぐっ!?」

突然のど元に熱い物が流れ込んできた。
それはどんなドリンクバーの飲み物よりホットだった。
せっかくなので僕は全部飲み込んだ。
気色悪かったが、彼女に自分の物を飲ませていると思うとうれしかった。


僕はテーブルの上に手を伸ばし、おしぼりを取って口の周りの飛沫を拭いた。
もう十分楽しんだし、そろそろこの体を返してあげるか・・・

僕はテーブルの下から出て、テーブルの上にある幽体離脱薬のビンから錠剤を一つ取り、水の入ったコップと一緒に隣のテーブルに移動した。
そして錠剤を水と一緒に飲み込む。
このコップは自分が口を付けたコップなので、ウェイトレスと間接キスしていると思うとうれしかった。

やがて目の前がかすみ、意識が遠くなった。
体がふわりと浮きあがり、目の前にだらりとイスにもたれているウェイトレスの姿が見えた。


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僕はそのままバックして、自分の体に戻った。
股が熱い・・・というかスースーする。
見ると、社会の窓が全開だった。
ついさっきまでかわいいウェイトレスが僕の足元にいたと思うと自分が王様になったような満足を覚えた。


ピンポーン

その時、店内にコールが響き渡った。
さっきのカップルが呼び出しボタンを押したのだろう。
その音でウェイトレスが目を覚ました。

「えっ・・・?」

ウェイトレスはしばらく頭を押さえていたが、やがて辺りをキョロキョロ見渡し、どうして自分がこんなところにいるのかわからない様子だった。
特にあのカップル客のほうを見ている。
一体誰が案内したんだろうと不思議がってるのではないか。

だが、さすがプロだ。
すぐに「ただいまお伺いいたします」と言い、客席に駆け付けた。

「ご注文をどうぞ」

テキパキと機械を出して注文を伺う。
だが、男のほうは目を丸くしてウェイトレスを見ていた。
女のほうも口を手で押さえ、唖然としている。

「あの・・・どうかなさいましたか?」

ウェイトレスは不思議がっている。
だが、カップルの視線の先が自分の股に向けられていることに気付いたようだ。
彼女はゆっくりと自分の股を見下ろした。
そして・・・

「きゃあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!」

周りが一斉に振り返るぐらいの大きな悲鳴を上げた。
なにせ純白のパンツ丸出しで接客してたんだもんな。
カップルの男のほうは顔は真っ赤だ。

「何事なの!?」

事務所からさっきのお姉さんが飛び出してきた。

「いやあああぁぁぁっっっ!!!」


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ウェイトレスはトレイで顔を隠し、制服の裾を引っ張りながら女子トイレに駆け込んだ。
穴があったら入りたい気持ちとはこういうことだろう。

「高井さん!!一体何があったの!?」

ウェイトレスを追ってお姉さんも女子トイレに駆け込んで行った。
客はみんな何が起こったかわからず困惑している。
ただ一人、犯人の僕だけが落ち着き払っていた。


ふぅ、さすがにここに長居する気は起きないな。
僕はこの混乱に乗じて何も注文せずにそそくさとレストランを出た。

さて、スッキリしたし、がんばって勉強に身を入れるか!
夏休みはやっぱり短い。

また勉強に疲れたら誰かに乗り移ってストレス解消しよっと。
今度はあのお姉さんに乗り移ってウェイトレスたちに理不尽な命令をしてみよっかな。

僕はうーんと背伸びをして予備校に向かった。



(『ウェイトレスへようこそ!!』おわり)


『ウェイトレスへようこそ!!(中編)』




ほ、本当に僕がこの店の制服を着ている・・・

わかりきってることとはいえ、何度やっても女の子に乗り移った直後の違和感は慣れない。
男に比べ、女の子の着ているものや髪は多彩だからなぁ。


さて、女の子に乗り移ってからすることと言えばただ一つ♪

「よし、誰も見てないな・・・」

僕は自分の胸に手を伸ばした。


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おっ、おぉ・・・!♪

つるつるした素材の生地が手に伝わってくる。
肩ひものないブラを付けているので、胸を下から押し上げられる感じで、ぷるんとした胸の形の良さがさらに強調されていた。
手を当てるだけで、カップの上からきれいに指が吸いつきそう。

こんな極上のおっぱいが、今僕の胸に付いてるんだ・・・



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とはいえ、他人から見られるかもしれないと思うと落ち着かなかった。

人目のつかない場所に行こう・・・

僕はトレイを拾い、背筋を伸ばしてパッと踵(きびす)を返し、従業員以外立ち入り禁止と書かれている店の奥へ入った。



店の奥に入ると通路があった。
左右を見渡し、人がいないことを確認する。
ときおり厨房の包丁の音が聞こえる。

胸の鼓動が速まってるのが自分でもわかる。
勝手に他人の体を使っているという罪悪感と、誰かに会った時うまく演じられるかという緊張感。
本来僕はホールにいるべき人間なので、もし他の従業員に出くわしたら「トイレ」と言おう・・・そんなことを考えながら通路を進む。


すると、事務所らしき部屋が見えた。
半開きになってるドアからそっと中をうかがう。
深緑の髪で紺色の服を着たお姉さんがデスクでカチャカチャとパソコンを打っていた。
美人なんだけど、敏腕秘書のような怖さがある・・・
幸い、パソコンに集中していてこちらに気づいていない。

今度来た時はあのお姉さんに乗り移ろうかなぁ。
あのお姉さんの笑顔見てみたいし・・・

そんなことを考えながら、抜き足差し足で事務所前を通過した。



そして僕は一つのドアの前で足を止めた。
そのドアには白いプレートに赤い文字で“女子更衣室”と書かれている。
女の子にとってそこは単なる、着替えて、おしゃべりして、物を置いておくだけの場所なのであろう。

だが、男にとっては違う。
そこはあらゆる男の夢とロマンが詰まった聖域(サンクチュアリ)なのだ。
その聖域を侵していい者は、生涯「変態」と後ろ指をさされても構わない覚悟がある者だけ。

ゴクリ・・・

僕は生唾を飲み込み、ドアノブに手をかけた。


ドアを開くと、ロッカーという名の銀色のモニュメントが立ち並んでいた。
シーンと静まりかえった少し冷えた空気が流れている。
よし、人の気配はない。

フゥ~

僕は一回深呼吸すると、適当に目の前のロッカーの一つを開いた。


ふわりと女の子の香りが舞う。
中には淡いオレンジ色のブラウスと、赤いスカートが掛かっていた。
誰のだろう?
一瞬さっきのお姉さんの顔が思い浮かんだが、あのお姉さんがこんなかわいい服を着るとは思えない。
とすると、この体かなぁ。
ま、どっちでもいいや♪
僕はブラウスに顔をうずめ、「う~~ん♪」と心地よく匂いを吸った。
ふわぁ~♪どうして女の子の匂いってこんなに人を幸せな気持ちにしてくれる匂いなんだろう♪

除湿剤の代わりを果たした後は、ハンガーに掛けられた服の下に置かれている茶色いブランド物のバックを開けてみた。
中には・・・バイトのシフトが書かれた手帳と・・・化粧ポーチと・・・おしぼり? タ、タンポン!

僕は慌ててバックの口を閉めた。
こ、これ以上他人の私物を詮索するのはやめよう・・・


と、いきなり隣に人が現れた。

「わっ!」

思わず仰け反ってしまう。
だが、それはよく見てみると鏡だった。

「なんだ、鏡か・・・」

ふぅ~と息を吐きながら額の汗を拭う。

元の体なら鏡を見て驚くことはないけど、まだこの姿に乗り移って間もなく、自分の体とは認識してなかったため、思わず驚いてしまった。


鏡かぁ・・・

鏡の中には当然ながらウェイトレスの女の子が映し出されている。
僕がニッコリ微笑むと、鏡の中の女の子も返してくれる。

「いらっしゃいませ」

と言うと、「いらっしゃいませ」と言う。
こだまでしょうか? いいえ、憑依です。

「お食事にしますか?お風呂にしますか?それとも・・・わ・た・し?キャッ///」

なんて言ってみる。
サイコーに気持ち悪いワンマンショー。
だが、鏡に映ってる女の子はサイコーにかわいい。


次に、鏡に向かっておしりを突き出してみる。


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そして、スカート越しにおしりを揉んでみた。
やわらかい・・・
それにフリルの感触も相まって・・・高級羽毛布団になでられている気分だ・・・



「ほんとかわいいよなぁ」

僕は頭の後ろで手を組んでみた。


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この格好で予備校に行けば僕が一番の美人かもしれない。
きっとクラスの女子はみんな僕の美貌に嫉妬するだろう。
そして、悪友たちは鼻の下伸ばして僕の一挙一動に注目するだろう。
フフフ・・・


クンクン・・・いい匂いがするぞ

いい匂いの発生源を探すと、それは脇だった。
緑色の曲線がきれいな孤を描いている。
脇パッドが入ってるんだろう。

男の汗の匂いがフェチな女の子はいるが、女の子の汗の匂いもいい。
普段女の子は香水とかで自分の匂いを隠しているから、それと本来の汗の匂いが混ざってナチュラルな香りがする。
しかも、男の汗のようなむさ苦しさはなく、清潔感があって、全然嫌な気がしない。
僕は自分の脇の下を手であおいで、残さず匂いを吸収した。


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せっかくだから・・・

僕は脇に指を突っ込み、脇パッドの隙間から汗をすくい取り、なめてみた。
しょっぱかった。
でも、うれしかった。
これが初恋の味かもしれない・・・


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この子の脇からアウトした物質を、この子の舌でレシーブする。
これぞ自然循環・・・リサイクルだ。
これをエコだと提案したら環境省から表彰してもらえるかも。
でも、日本で憑依できる人って限られてるから、あまりエコにはならないか。



さて、そろそろ本題に入ろう。
鏡に映る自分に見とれているとどうしても気になる部分がある。
それは男なら誰しも気になるであろう、スカートの中だ。


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といっても、もうすでに僕はこの子のパンツを履いている。
下半身に意識を集中させれば、それが男の時に履いているトランクスとは全然違うことはわかる。
感触としてはブリーフに近いが、モッコリしている部分がない分、より股に沿ってV字にキュッと引き締められている感じがする。


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でも、やっぱり生で確認しないとな。
僕は緑色のスカートに手を掛け、下ろした。
そして・・・かぶった!


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「ふおおおおおおぉぉぉぉぉぉっっっっっっ!!!!!!!! 前が見えないッ!!」



(つづく)

『ウェイトレスへようこそ!!(前編)』



僕の名前は木ノ下 求(もとむ)、19才。
3月に大学受験に失敗し、絶賛浪人中だ。

時は8月、うだるような暑さとセミの声が外界を支配する。
この町自慢の、美しい砂浜が広がる美崎海岸には、水着姿の観光客たちが楽しそうに夏休みを満喫していた。

「いいなぁ、こっちは夏季講習で毎日予備校通いだって言うのに…」

予備校はガンガンクーラーが効いて涼しいが、それがかえって予備校の窓から見える外界の人たちとは別世界にいるような気がして嫌だった。

「でも、いいんだ。今日はある“計画”をしたためてきたんだから♪」



美崎海岸に沿って道なりに進むと、左手にレストランが見えてきた。
白いペンキが真新しいログハウス風の建物。

「あったあった、Piaキャロット4号店だ♪」

このレストランは今月オープンしたばかりで、先週同じ予備校に通う悪友から「あそこのウェイトレスめっちゃかわいいぜ!!」と誘われ、しぶしぶ付き合わされた。
だが、悪友の言葉は本当だった。
新規オープンだから店内がきれいなのは当然のことながら、ウェイトレスの女の子たちや、彼女たちが着ている制服がめっちゃかわいくて、料理そっちのけで見とれてしまった。



僕は腕時計を見た。
時刻は平日の午後3時20分。
ガラス越しに店内を確認すると、思った通り客は少なかった。

「よし」

小さくガッツポーズして、入口へと続く階段を上がる。
そして、意を決してドアを開けた。


「いらっしゃいませー!お一人様ですか?」


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そこにはウェイトレスがいた。
わかりきってることとはいえ、一瞬胸がドクンッとした。
緑色の開放的な制服に身を包む姿は、まるで真夏に降り立った天使のようだった。


「え、えぇ、一人です」

「お煙草はお吸いになりますか?」

「い、いえ、吸いません」

「それではお席にご案内させていただきます」

元々女の子に対する耐性がないので、自分でもテンパっるのがわかる。
我ながら情けない。

ウェイトレスの後についていく。
目の前に彼女の背中と長い髪が見える。
す、すごい、後ろも大胆にはだけていて、本当にセクシーな制服だなぁ。


「こちらのお席にどうぞ」

僕は窓側の真ん中の席に案内された。
だが、ここでは“計画”を実行するにはちょっとめんどくさい。

「あ、あの、あっちの席でもいいですか?」

そう言って僕は窓側の一番端の席を指さした。

「えぇ、どうぞ」

改めて移動する。


そこは4人席のテーブルで、僕は奥の窓側のイスに座った。
すると、僕と一緒に真向かいのイスにウェイトレスが来た。
えっ!?と、内心驚いていると、彼女はイスにひざをつき、直射日光が当たらないように窓のブラインドを閉めてくれた。


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「おっ、おお」と思わず声を上げそうになるほど、彼女のつやつやの体が目の前に迫る。
下から見上げることになった胸、ふわりと揺れるフリルとスカート、ぷくっとふくらんだ絶対領域。
もし僕が胸ポケットに隠しカメラでも持っていたら、間違いなくシャッターを押していただろう。

だが、彼女は全然気にする様子もなく、ブラインドを閉め終わると、イスから降りて「ただいまメニューをお持ちいたしますので少々お待ちください」と言って去って行った。



彼女が去るのを確認すると、とりあえず額に流れる汗をぬぐった。
僕はずっと男子校育ちでこんな風に女の子と一対一で接することはほとんどなかった。
予備校にも女子はいるけど、みんな受験に必死なので、話すことはほとんどない。

だが、僕も男だ。
ずっと受験勉強していると、否応なしに溜まってくる。
やっぱりたまには息も股も抜かないと…


そ、そうだ、こんなこと考えている場合じゃない!
“計画”のために状況を分析しないと…

僕は店内を見渡した。
店内にいる客は僕を含めて3組。
僕から一番遠い席に30~40代ぐらいのスーツを着たサラリーマン二人組が座っていた。
そして、ちょうどそのサラリーマンたちの席と僕の席の中間ぐらいに、4、5才の娘を連れた30代ぐらいの母親がいた。

サラリーマンたちは商談中のようで、手元の資料を見ながら何かしゃべっていた。
一方、親子連れはなかなかじっとしない娘に母親が話しかけたりだっこしたりして手を焼いていた。
どちらも自分たちのことで頭が一杯で、こちらには全然気を止めてない様子だった。
これはなかなかいい状況だぞ。


すると、カツカツ…とこちらに向かってくる足音がした。
僕は慌てて姿勢を正し、平静を装った。
さっきのウェイトレスがメニューと水を運んできた。

「それでは、ご注文がお決まりになりましたらお呼びください」


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そう言ってウェイトレスはきれいなお辞儀をして、再び従業員スペースへと去って行った。
そして今度はトレーにパフェを乗せて親子連れの席へと向かって行った。
メニューを広げて見るフリをしながら、目で後を追う。


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す、すごい!!絶妙なバランスでパフェを落とさないようにしつつ、優雅に歩いている。
自分にはとても真似できない。

「特製ジャンボパフェをお持ちしました♪」

そのまま流れるような動作でパフェをテーブルに置く。

「わぁ!お姉ちゃんありがとう!!」

小さな女の子が両手をあげて喜ぶ。
それを見てウェイトレスは「ウフフ♪」と微笑んだ。
その笑顔を見た瞬間、また胸がドキッと高鳴った。

年は僕とそんなに変わらない感じなのに、ほんと接客態度も言葉遣いもプロだなぁ。
未だ親のすねをかじって予備校に通ってる自分と比べると、ほんと情けなくなる…



よ、よし、今こそ“計画”を実行する絶好のチャンスだ!!
僕はカバンからビンを取り出した。
これは去年偶然手に入れた幽体離脱薬である。
これを飲むと、その名の通り、幽体離脱することができる。
僕はビンのふたを開け、錠剤を一つ取り出し、水と一緒に飲みこんだ。

二回ぐらい目の前がかすみ、風邪の時のような頭がボーッとなる感覚が来た。
体から力が抜けていく…というか、体に力が入らない…
首が据わらず、ぐるんぐるん揺れる。

やがて体がふわっと浮き上がり、自分のすぐ下に眠っている自分の姿が見えた。
よし、幽体離脱成功だ!
そのまま上昇し、天井付近から店内を見下ろしてみる。


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上から見ると状況がはっきりわかる。
小さな女の子がうれしそうにパフェをほおばっている。
サラリーマンたちはあいかわらず商談している。
さっきのウェイトレスが店内を歩いているのが見える。
僕は彼女の近くへと降下した。


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ほんとに後ろ姿もきれいだ。
あの背中に飛び込めばあのきれいな体が僕のモノになるんだ…
正直迷いはあった。
でも、せっかくここまで来たという思いもあった。
何より理性より倫理より、溜まっていた性欲のほうが勝っていた。


「あの子の背中…


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…にッ!!」


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カランッと床にトレイが落ちる音がした。

「あ、あれ…?」


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さっきまでとは全然違う体の感触。
手は小さく、胸はふくらみ、髪が重い。
それに、この服は……



「うっ…


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…うおぉ!!」


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(つづく)