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森島先輩ごめんなさい



どうも、こんにちは。
暑い日が続く中いかがお過ごしでしょうか(^^;)

夏コミに参加されるみなさまがんばってください。
僕は物理的に参加できませんが、遠方からみなさまのご活躍をお祈りさせていただきますm(_ _)m


さて、今期観ているアニメは…

・けいおん!!

・ストライクウィッチーズ2

・アマガミSS

…です。
どの作品も憑依したい or 入れ替わりたい女の子がたくさんいて(^q^)


前から思っていたんですが、アニメキャラに憑依する(または入れ替わる)と、自分の声はそのキャラクターを演じている声優さんの声になるわけなんですが、その場合その声優さんの演じている他のキャラの声すべて出せるのでしょうかね?
ある程度声にクセのある声優さんならば可能だと思いますが、演技に幅のある声優さんの場合どうなるのか…
例えば、さわちゃん先生に乗り移った場合、デ・ジ・キャラットの声は出せるのかどうか…
何言ってるんだ俺は……


と、とりあえずタマ姉やヒナギクの声が出せるか実験してきます
























森島先輩

『憑依警察24時』 その4



「待て~!杉川~!!」

俺は杉川を追って、町外れまで来ていた。
ここまで来ると繁華街のにぎわいは消え、人通りはほとんどない。
左右はぽつぽつ灯りの点いた一軒家やアパートに、街灯と虫の音だけが空気を支配している。

前方20mほど先には、黒いゴスロリ服を着た金髪ツインテールの10代後半ぐらいの少女が厚底靴をパカパカ言わせながら全力疾走している。
杉川だ。

一方俺は20代前半ぐらいのピンクの制服を着たOLに憑依していた。
走ると長い黒い髪が韋駄天のようになびき、肌に密着したスカートのせいで足の動きが制限される。
全力で追いかけてるので、かなりガニ股で女性としてみっともないが、背は腹には替えられない。


「くそっ、あいつ逃げ足速いな!」

俺の右肩上空で荒木が言う。

「おい!何やってんだ!お前も早く体借りて来いよ!!」

デッドヒートの最中、俺はうまく体を乗り換えることができたが、荒木は確保に失敗し、幽体になっていた。
幽体は壁や物をすり抜けることができて便利だが、杉川が生身の人間に乗り移ってる今は、逆につかまえようとすればすり抜けてしまって不便だ。

「わかった!先回りしていい体見つけてくる!!」

そう言って荒木は飛び出していった。


「ひぃ、ひぃ」

杉川がこちらを振り向いた。
つけまつげを付けたパッチリとしたツリ目は血走り、唇は引きつっている。
息切れがこちらまで聞こえる。
さすがに体力を消耗してきたのだろう。
体を乗り換えたくても人通りが少ないため困っているというところか。
よし、あと少しだ…
俺はペースを上げた。


「俺が相手だ~~!!」

と、杉川の前に老人が現れた。
柴犬のリードを持ち、仁王立ちで杉川の行く手に立ちはだかっている。
荒木か!?
そうか!犬の散歩中の老人に乗り移ったのか!!
杉川は真正面に荒木に突っ込んでいく。

「やぁ!!」

荒木は掛け声を上げて杉川を止めようとしたが、いとも簡単に突き飛ばされてしまった。

「おい!大丈夫か!?」

「クゥ~ン」と柴犬が心配そうな目で荒木の周りを回っている。

「ひぃ、ひればふぁ…(い、入れ歯が…)」

俺は片ひざをついて地面に落ちた入れ歯を拾ってあげた。
俺に支えられ上半身を起こした荒木は、震える手で必死に入れ歯をはめた。

「す、すまん…止められなかった…」

「体力ってものを考えろよ!!」

「パンツ…見えてるぞ…」

俺は自分の体を見下ろした。
たしかに右ひざにスカートがかかって荒木からは中が丸見えだった。

「うるさい!!」

俺は自分でも顔が熱くなるのがわかった。


まずい!杉川はどんどん闇夜に消えてしまう。
このままじゃ見失ってしまう!

「お、おい!待ってくれ!!」

俺はしゃがれ声で叫ぶ荒木を置いて慌てて追いかけた。



路地を曲がり、パチンコ屋の前を通り過ぎ、杉川は立体駐車場に入っていった。
見上げると、満月の下に4階建ての灰色の立体駐車場が城のようにそびえている。

「お~い!!」

路地から幽体の荒木がやってきた。

「やつはこの中だ!!」

俺たちは突入した。


ぐるぐると同じような光景を回る。
荒木には幽体の利を活かして天井をすり抜かせて先行させた。

「おい!これを見ろ!!」

3階にたどりついたとき、荒木が声を上げた。
荒木が指をさすほうを見ると、エレベーターの横の柱にゴスロリ少女が倒れていた。

「おい!しっかりしろ!!」

俺は少女を揺り動かした。
反応がない…

「後部気絶法だな…」

荒木がつぶやいた。
後部気絶法とは、体から幽体離脱する際の一つの手法である。
通常、体から離脱すると、少し時間を置き、体の元の持ち主の意識が戻る。
だが、体の重心を後ろにかけてから離脱すれば、抜けた後、体は後ろに倒れ、後頭部が壁や柱に打ちつけられ気絶させることができる。
つまり、離脱後の硬直時間を長くさせることができるのだ。

「相手も相当プロらしいな…」

だが、上空には仲間の監視レーダーが回っている。
そううかつに建物から出られないはずだ。
杉川はこの建物内にいる…

俺は少女の横に座り、柱に寄りかかって、OLの体から抜けた。
相手は幽体の状態。
柱や壁の中に隠れている可能性もある。

「よし!お前はあっちから俺はこっちから探すぞ!!」

「おう!」

荒木は2階へと降りる道、俺は4階へと登る道と、二手に分かれて捜索を開始した。

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