憑依してGO!



俺の名前は…おっとあやうく言うところだった。
個人を特定されないために言わないが、俺はとある憑依能力者だ。
見た目はデブでブサイクで何の取り柄もないバカだが、実は幽体離脱して自由に他人に乗り移れるという特殊能力を持っている。


さ~て、今日もかわいい女の子に憑依しに行くか。
俺は周りをマンガ本で覆われた汚い万年床に横になった。
目を閉じて、「体から抜けたい」と強く思うと、ふわっと体が浮き上がり、眼下には寝ている自分の姿が見えた。


壁をすり抜け、俺は近所で女子がいるところ=女子大に出かけた。
女子大の前では、女の子3人がガールズトークしていた。
近づいて盗み聞きしてるだけで幸せだ♪


「じゃあそろそろ帰ろっか。あ、友子は今から彼氏とデートだったね」

「うん」

「もう、自分だけぬけがけなんてずるいぞ私も早くいい男欲しいなぁ~」

「じゃあね~」

「うん、また明日ね~」


校門に一人だけ女の子が残った。
たしか友子って言ったなぁ。


友子①


グレーのカーディガンに、黒のゆるふわミニスカート。
胸にはハートのペンダントをしている。
茶髪に、サファイアのような青く澄んだ瞳。
口には薄く桃色の口紅が塗られていた。
黒いニーソックスの上からのぞく絶対領域がまぶしい。

なかなかかわいいじゃないか♪
よし、今日は彼女に乗り移ろう。


俺は彼女の背中に飛び込んだ。


友子②


「きゃっ!!」

彼女は悲鳴を上げ、意識を失った。
代わりに俺の意識が入る。


自分の体を見下ろすと、そこには半分灰色、半分白の山が二つ見えた。
風がミニスカートの中まで入ってくるので、股がスースーしてこそばゆい。
そして、ニーソのすそからぷにっとはみ出た絶対領域。

こんなかわいい女の子が、今俺の体なんだ…
そう思うと、思わず口元が緩んだ。


友子③

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