『ショッピングモールへGO!』 後編



サーッっと試着室のカーテンのレールが動く音がし、一瞬心臓が止まるかと思った。
僕はとっさに主婦の靴を鼻から離して床に置き、履き物を揃えているように装った。

「あ、あの・・・」

三分の一ほど開いたカーテンの隙間から自信無さげな主婦が顔をのぞかした。

「は、はい、なんでしょう?」

僕もとっさに営業スマイルを作る。
多分口角は引きつってたと思う。

「・・どうでしょうか?」

サーッっとカーテンが全部開かれ、新しいベージュのパンツを履いた主婦が立っていた。
新しいパンツはギュッと主婦の下半身を包み込み、端的に言ってエロい。
奥にきれいに畳まれているさっきまで履いてたパンツもほかほかしてて想像の翼をはためかせる。

「えぇ、とってもお似合いですよ♪」

僕は胸の前で手の平を合わせてそう答えた。
お世辞じゃなくて本心だった。
だって僕は本当は女性店員じゃなくて変態ニートなんだもん♪


「じゃあもらおうかなぁ~・・」

主婦は自分の下半身を見ながら、照れながらもうれしそうにしている。
手をちょこんと横に出すしぐさがかわいい。
きっと自分のかわいさに気づいていない天然さんなのだろう・・・
おっと見とれてる場合じゃなかった、次は何をすればいいんだ・・・
僕は徳重さんの記憶を読んだ。
そうか!裾上げか!!

「お裾上げいたしますか?」

「は、はい」

「それでは後ろから失礼します♪」

僕は主婦を試着室の鏡の方に向かせ、ポケットからピンを取り出し、しゃがんだ。

「この辺りでよろしいでしょうか~♪」

店員っぽい演技をしながら裾をピンで止める。
す、すごい・・・顔を上げると比喩ではなく本当に目と鼻の先に主婦のおしりがあった。
小ぶりだが、きれいな形をしている・・・
鼻息が荒くなる。この鼻息が主婦のおしりに掛かってるかもしれないと思うとうれしくなる。


「もうちょっと上がいいかな・・」

「かしこまりました~♪」

僕は少し体を前に倒して、ピンの位置を調整した。
僕の胸と主婦のひざの裏が当たっている。
う~ん♪ やっぱり女の子同士の体ってやわらかい・・・
そして前髪も主婦のおしりに当たっていた。


僕は思い切って主婦のおしりに顔をうずめた。
ちょうどおしりの割れ目に自分のきれいな鼻筋が当たるように。
目を閉じて香りと感触を楽しむ。

主婦は一瞬ビクッとなったが、偶然当たったと思ったのか何も言ってこない。
僕はさらに奥に顔をうずめた。
目にほど良いケツ圧が掛かり、目元マッサージのようで気持ちいい♪
マスカラって服に移らないよな・・・


僕は両手を主婦の足首から離し、顔をうずめたまま両手で丹念に主婦のおしりを揉みまわした。

「あ、あの・・・」

「んぶぶぶぶっ!!!!!!!!!」

僕は主婦のおしりに息を吹き込んだ。

「ひぃ!な、何してるんですか!?」

「ハァハァ・・ちょっとおしりのフィット感を・・」

「な、なんで息を吹く必要があるんですか!?」

「そ、それは・・んん~」

僕は快感に酔っていた。
やわらかい感触が僕の顔を包み込む・・・
こんな経験、憑依能力がなければ絶対味わえない・・・


「や、やめてください!」

「んぶぶっ!んぶぶぶっ!」

僕は何度も息を吹いた。
同時に手を動かし、おしりを揉みまくる。
全自動マッサージ機だ~

「いやっ!」

突然顔面にヒップアタックを食らい、僕は尻もちをついてしまった。
サーッっとカーテンが閉まる音がし、僕は試着室から締め出された。

「お、お客様・・・?」

返事はない。
カーテンの向こうでは何かすごいスピードで動く音がする。
僕は主婦の気迫に圧され、カーテンを開けることができなかった。

「結構です!」

数秒後、サーッっとカーテンが開き、逃げるように主婦が出て行った。
しまった・・・やり過ぎたか
だが、試着室の中にはさっきまで主婦が試着していたパンツがあった。
おしりの溝に赤い染みがある。
あ、僕の口紅か。

僕はとりあえず試着室の床に落ちているパンツを拾い、鼻に当てた。
う~ん、いい匂い♪
それにまだほのかに主婦の温もりがする・・・

タイトスカートの奥がうずき始めた。
あぁ、今ならいっぱいオナニーできそう・・・
このうずきをどうすればいいんだ・・・
一瞬、逃げた主婦に体を乗り換えようとも思ったが、乗り換えたぐらいでは収まりそうにない高揚感。
その時、僕の目にある物が入ってきた。


bikinimanekin.png


水着のマネキンだ!
あれを着よう!
「夏の新作」というポップがある。
白くてマネキンのボディラインと相まってきれいだ。
もちろんマネキンはスタイル良く作られているからだろうけど・・・

念のため、僕は周囲をうかがった。
客は怖くないが、先輩店員の水橋さんに見つかったら厄介だ。
幸い、水橋さんはカウンターの中でパソコンに集中していた。
よし、いける!


僕は水着のマネキンがディスプレイされている台に昇り、マネキンから水着を取り外した。
途中、お客の40代ぐらいのおばさんが目の前を通ったが、何も怪しまれなかった。
やはり店員の姿というのは心強い。

僕はマネキンから取り外したサンダルを白いビキニで包み、そそくさと試着室に駆け込んだ。
振り向き様にカーテンを閉める。
ふぅ~ ここまで来れば安心だ♪

僕は重いサンダルを床に置き、白いビキニを手に取って眺めた。
うふぅ~ さっきはゆっくり見れなかったけど、女性物の水着が今僕の手の中にある。
僕はビキニを顔に当てた。

はぁ~落ち着く♪
試着室の鏡には売り物の水着を顔に当てて喜ぶ変態店員の姿が映っていた。


さてと・・・これを着てみるか

僕は一旦ビキニを置き、ベストとスカートを脱いだ。
鏡にはストッキングとシャツ姿の店員が映っていた。
徳重さんもマネキンに負けず劣らずいい体してるじゃん♪

さてと・・・あとはシャツとストッキングを脱いでブラとショーツを外すだけだが・・・

ここで躊躇した。全部脱いでしまうと、もし水橋さんが来た時、とっさに対応できない。
特にストッキングは履くのに時間掛かるからなぁ。

自分の下半身を見下ろすと、ストッキング越しにかわいらしい刺繍の入ったショーツが見えた。
その奥はさっきからウズウズしてて熱い。
早くこのうずきを抑えたい・・・


僕は服の上から水着を着てみることにした。
まず、ストッキングの上からビキニを履く。
ショーツ、ストッキング、ビキニの三層構造になって馬鹿らしい。

次にビキニのトップスの部分をシャツの上から着てみた。
基本的にブラと変わらないので、すぐに着られた。
シャツの上にビキニがあるので、少しごわごわする。
これもブラ、シャツ、ビキニの三層構造になって馬鹿らしい。

だが、婦人服売り場の立派な女性店員にこんな馬鹿らしい格好をさせていると思うだけでうれしい。

最後にサンダルを履いて完成☆
歩くたびにストッキングの底とサンダルがこすれて、こそばゆい。


wearonbikini.jpg


あ、改めて見るとすごい恰好だな・・・
普段の女性なら絶対しない格好というのが興奮を倍増させる。
まずはおっぱいから行ってみるか・・♪

僕はビキニの上からおっぱいを揉んでみた。
おぉ~ ぶよよんという弾力を感じる。
ブラをつけたままなので、ブラのワイヤーの感触もした。

そのままゆっくりと胸を揉み回す。
んん・・・ビキニとシャツとブラが擦れて気持ちいい・・・
ビキニのかわいらしいレースが今は男の欲望の餌食になっていると思うと、背徳感がたまらん!
女性らしさを悪用している・・・!


次にメインディッシュ、ビキニの上から大事な部分を指でなでてみた。
あぁ! 予想以上の快感で思わず声を殺した。
す、すごい・・・さっきからジュクジュク言ってるアソコをビキニの上から・・・
ビキニのツルツルした生地が快感を押し上げた。

ビキニのツルツルした生地の上を指でなでると、それがストッキングに伝わり、そのストッキングの感触が今度はショーツの刺繍に伝わり、快感のハーモニーが醸し出されていた。
こ、これはもしかしたら我慢できないかもしれない・・・

足に力が入らなくなってきたので、僕はその場にⅯ字開脚のようにしゃがみ込み、試着室の壁に背をつけてオナニーを続けた。
左手で胸を揉みながら、右手でアソコを滑らす。
ビキニの感触が・・シャツやストッキングに変換されて・・最後の砦、ブラとショーツさえ僕に味方する。
体全体が熱くなり、乳首が如実にブラに当たる感触がし、アソコはグチョグチョだった。


「ふぅあっ!」

最後は声を抑えようとしたが、出てしまった。

「ハァハァ・・・」

体全体が熱い、力が入らない。
後ろの鏡を見ると、目のとろけた徳重さんが映っていた。
こんなことさせてごめんね・・・でも君の体最高だったよ・・・
僕は鏡の自分に向かってお別れのキッスをした。

ハァハァ・・・さっきの喘ぎ声で水橋さんに気付かれてしまったかもしれない。
本当はもっとここにいて火照った体を冷ましたかったが、退却の準備に取り掛かった。
サンダルとビキニを脱ぎ、ベストとスカートを履きなおす。
胸元のスカーフはどうやって結べばいいんだ?と思ったが、なんとか徳重さんの記憶を読んで元通り結び直した。
あとはトンズラこくだけだ。

僕はおそるおそる試着室のカーテンを少し開き、顔だけ出した。
幸い、周囲に人影はない。この位置からカウンターは見えないが、おそらく水橋さんは気づいてないだろう。
僕は足早に靴を履いて試着室から出て、持っていたビキニとサンダルをマネキンに付け直した。
そして、最初に徳重さんに乗り移った場所に戻り、体から抜けた。

「あ、あれ・・・?」

気が付いた徳重さんは最初は訳が分からない様子で周りをキョロキョロ見渡していたが、やがて"アソコ"の濡れに気づいたようで、水橋さんに一声掛けてから足早に女子トイレに駆け込んでいった。
その後ろ姿を不思議そうに見ている水橋さんの表情が忘れられなかった。


ふぅ・・・女性店員も大変だったなぁ。
女性客にセクハラし放題なのはうれしいけど、この仕事をずっとしようと思うと大変そうだ。
やっぱりやめよう。

もっと楽でたのしい仕事ないかなぁ・・・
僕は幽体でその場を後にした。


(おしまい)

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