短編『オーマイバニー』



変わったフーゾク店があると聞き、俺は夜の飲み屋街にやってきた。
その店はやや古びた雑居ビルの4Fにあった。


「いらっしゃいませ~♪」

店に入るとバニーガールが俺を迎えてくれた。
小麦色の長い髪がきれいで、スタイル抜群な一級品のバニーガールだった。


bani1.jpg


「あちらのテーブルにどうぞ」

俺はバニーガールに案内され、紅色のソファーに座らされた。
天井には銀色のネオンが輝き、照明はやや薄暗く、一昔前のキャバクラみたいな店だった。


「本日テーブルを担当させていただくミミと申します♪」

そう言ってバニーガールはウインクした。

「あぁ、よろしく」

「当店では私達バニーガールと入れ替わって楽しいひとときをお楽しみいただけます♪」

「入れ替わる?」

入れ替わるってなんだ?

「ご説明するより実際に体験されてみるとわかりやすいと思います♪」

そう言ってミミちゃんは運んできた二つのグラスにボトルの中の液体をついだ。
酒にしてはやけにドロドロしていた。


注ぎ終わるとミミちゃんは店の奥に向かって

「チェンジ入りま~す!!」

と大きな声で叫んだ。
すると、店の奥から

「「ありがとうございま~す!!」」

と若い女5、6人のハモった声が聞こえ、性欲をそそられた。


ミミちゃんは俺のほうを向き直すと

「それでは、せーの!で飲みますよ♪」

と言って俺に二つのグラスのうち一つを渡した。
なんだ乾杯か。

ミミちゃんはもう一つのグラスを持ち、「せーの!」と言った。
俺たちは同時に飲んだ。
すると、急に酔いが回ってきた。


「なんだこりゃ!?」

気が付くと俺はバニーガールになっており、目の前にはもう一人の俺がウインクしていた。
まさか入れ替わるってこういうことか・・・
たしかに自分が女になるフーゾク店なんて初めてだ。

「ペニスバンドのサービスはあちらになっておりま~す♪」

そう言って俺の姿をしたミミちゃんが店の奥に指先を向けた。
ちょっとカマっぽくて気持ち悪かったが、とりあえず行ってみた。


すると、そこにはピンクのポニーテールのバニーガールが立っていて、慣れた手付きで俺にペニスバンドを装着してくれた。
自分の体を見下ろすと、巨大な乳の下、キュッと引き締まったハイレグ部分に男のイチモツを模したペニスバンドが黒光りしていて、そのギャップに興奮を覚えた。

「こちらをお持ちください」

とピンクのポニーテールのバニーガールに言われ、ボトルとグラスの乗ったトレイを渡された。


「おまたせ~♪」

さっきと逆の立場で俺はテーブルに戻ってきた。


bani.jpg


テーブルにトレイを置き、ガサッとソファーに深く腰掛けると、隣に座るミミちゃんがグラスにお酒を注いでくれた。

「うまい!!」

ラベルを見ると見慣れない銘柄だったが、飲んでみると格別にうまかった。

「はい、自分の体が好きなお酒は自分が一番知ってますから♪」

そう言ってミミちゃんはニッコリ微笑んだ。
なるほど、これなら客に合わせていちいち酒を用意する必要はないな。


「それにしてもミミちゃんっていい体してるね~♪」

そう言って俺は自分の胸を揉んだ。

「ありがとうございます♪」

「他にどんなサービスがあるの?」

そう言って俺はテーブルの上のメニューをめくった。
すると「尻コキ」という項目を見つけた。

「おっ、これいいね!これ頼むよ」

「かしこまりました☆ ヒメちゃ~ん!!」

ミミちゃんが呼ぶと、さっきのピンクのポニーテールのバニーガールがやってきた。
ヒメちゃんっていうのか。
まだ高校卒業したてのようなあどけなさがあった。


ヒメちゃんは俺に一礼すると、ソファーの上に四つん這いになった。

「おぉ!!」

セクシーな小柄のおしりに、ウサギのしっぽを模した白いふわふわが揺れている。
俺はその上にまたがり、左手でペニバンの位置を調整し、ヒメちゃんのおしりにこすりつけた。
互いのストッキングに包まれたふとももがこすれ合う。

ぺニバンはおしりの谷間に乗る感じで、こすりつけるとキュッキュッと布と布がこすれるような音がした。
バニーガールがバニーガールに尻コキをしている。
本物の男のイチモツのように神経が通っているわけじゃないので直接は感じなかったが、その振動エネルギーが全部ぺニバンの根元、すなわち女のアソコに集中し、男とは違った快感を味わえた。


「呼び方はどれがいいですか?」

俺たちの行為を横で見ていたミミちゃんが聞いてきた。

「呼び方?」

「はい☆ ご主人様、先輩、お姉様からお選びいただけます♪」

「うーん・・・じゃあ先輩で」

再び腰を動かし始めると、

「あッ、あッ、先輩!」

とヒメちゃんが指定した呼び方で喘ぎ出した。
いいね~ どういう設定かわからんが、こりゃ興奮するわ♪


俺は横目で再びメニューを見た。
すると「尻コキ」の下に「逆尻コキ」と書かれていた。

「この逆尻コキってなんなの?」

「はい、こういうことです♪」

ミミちゃんがそう言うと、ヒメちゃんは慣れた手つきで俺のぺニバンを取り外し、今度は自分の股につけた。

「マジで!?」

「先輩ごめんなさい!前から大好きだったんです!!」

「ふひぃぃぃぃ!!!!」

今度は俺の尻に衝撃が走る。
俺の尻の上を女のイチモツが往復してる・・・
女に犯されているという屈辱感と快感・・・
もう自分でもわけがわからなかった。

ぺニバンの先が俺のウサギのしっぽに当たり、妙なこすれ具合が心地よかった。
亀の頭が俺のウサギのしっぽに当たっている・・・
これがほんとのウサギと亀・・・なんちゃって


それにしてもよくできたシステムだわ。
たとえ警察がやってきても店員同士がレズプレイしてるだけって言い訳できるし、客が暴走して「中に出されちゃった・・・」ってこともない。

「つ、次は逆パイズリ頼むわ!」

「はい、先輩♪」

いつの間にか俺はすっかりのめりこみ、新鮮な夜は更けていった・・・





(短編『オーマイバニー』おしまい)


(※画像は加工可能なフリーイラスト集から作りました)


コメント

No title

これはなかなかいいアイデア。
こういうのいいですね

No title

>セラさん
ありがとうございますm(_ _)m
こういう自分が女側になれる店あったらいいですね(^^)
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する